大人の政治読本&愛おしき学生に告ぐ

 政治に関わる、政治家、マス・メディアの方、その他ジャーナリスト、出版関係の方、ブロガーの方、市井の皆さんとともに、昨今大変な誤解がまかり通っている「政治の言葉」を救いだし、丁寧にその誤解をといて行こうと思います。政権交代と震災と原発事故と再政権交代と秘密保護・・・そして憲法規範がないがしろにされつつあります。なるべく他者を罵らず静かに政治を語り、記録したいものです。  そして、こんな時代に大学生になってしまった諸君。諸君も大変だが私も大変なのよ。でも世間と違ってキャンパス内は治外法権だから失敗しても問題なし。失敗から学び、「自分の頭でものを考えられる人間」になるため、一緒に頑張りましょう。

2014年5月15日木曜日


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投稿者 岡田 憲治(おかだけんじ) 時刻: 9:28 0 件のコメント:
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岡田 憲治(おかだけんじ)
 都内私立大学教員です。民主政治の基本条件について考えています。  著書『権利としてのデモクラシー』(勁草書房)、『はじめてのデモクラシー講義』(柏書房)、『言葉が足りないとサルになる』(亜紀書房)、最新刊は『静かに「政治」の話を続けよう』(亜紀書房)、『ええ、政治ですが、それが何か?』(明石書店)、『「踊り場」日本論』(晶文社、小田嶋隆と共著)、最新刊は『デモクラシーは、仁義である』(角川新書)です。  デモクラシーの研究をしているからといって、「デモクラシー万歳!」などと考えるわけもなく、かと言って「親の仇(かたき)デモクラシー!」とも思いません。何でしょうか、変な言い方ですが「憎み切れない出来の悪いロクでなしの遠戚」みたいなもんですかね。いずれにせよ、いくら恰好をつけていても、人間は全員マヌケで、だから根源的に平等です。多くの人が誤解しているのですが、政治は、特別なものでも何でもなく、生きているすべての人間が現在進行形でコミットしているものです。だから全員政治的でいいのです。どだい大したことではありませんが、扱い方を間違えると「人が死ぬ」ので、うっちゃってはおけないというわけです。  どうかよろしくお願いします。
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愚著4

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